新生児時期の育児をしていると苦労させられる「夜泣き」。
夜泣きの原因がわからず、夜中に突然泣く赤ちゃんに戸惑うことってありますよね?
我が家でも大変な時期がありましたが、「生後3ヶ月から突然泣き始めた」「寝ぐずりするようになった」といったママたちの苦労をよく見かけます。
このような、いつまで続くかわからない夜泣きは育児ストレスの原因にもなりますので、対策の仕方がわからなくて戸惑う前に、赤ちゃんが泣く理由を知っておく必要があります。
ここでは、我が家で行った夜泣きの対策を紹介していきたいと思います。
夜泣きで苦労しないためにも、泣く原因と泣き止ませる対策方法を知ることが大事ですよ。
◆目次◆
生後3か月頃から始まる赤ちゃんの夜泣き
赤ちゃんの生活リズムも整ってきて、夜も長く眠れるようになるとママもまとまった睡眠時間がとれるようになり育児もだいぶ楽になりますよね。
しかし、生後3か月頃になると突然始まるのが夜泣きです。
中には夜泣きを経験しない赤ちゃんもいますが、ほとんどの赤ちゃんは早ければ3か月頃から、そして多くは6か月頃から1歳くらいまで夜泣きをする子が多いようです。
赤ちゃんの夜泣きは放置してもいいの?
赤ちゃんが夜泣きをしてしまった場合、そのまま泣かせておいても自然と泣き止むこともあります。
しかし、泣いている赤ちゃんを放置してしまうと、サイレントベビーになるのではと心配になることもありますよね。
サイレントベビーというのは、泣く・笑うなど、普通の赤ちゃんであれば当たり前の感情表現が極端に少ない赤ちゃんのことをいいます。
確かにサイレントベビーは一見手のかからない子だという感じがします。
でも、赤ちゃんにとって泣いたり笑ったりすることは唯一の感情表現。
その感情表現が乏しいということは、赤ちゃんの成長や親子関係を築く上で悪影響を及ぼすことが考えられています。
ただ、夜泣きをしている赤ちゃんを放置して様子を見るのは5分から10分程度がベストです。
それ以上泣き続けてしまうと、新生児の場合吐いてしまったり、けいれんを起こしてしまう可能性があるので、抱っこをしてあげるようにしましょう。
赤ちゃんが夜泣きをしてしまう理由や原因とは?
では、なぜ赤ちゃんは夜泣きをしてしまうのでしょうか?
実は、赤ちゃんの夜泣きの原因というのはよくわかっていないというのが現状です。
しかし、いくつかの原因は考えられます。
例えば、
①暑い、または寒い
②昼間にたくさん遊びすぎて、脳が興奮状態にある
③洋服や布団の肌触りが気になる
④昼間にたくさんお昼寝をしてしまった
などといった理由があるようです。
赤ちゃんの夜泣きの対策方法とは?
では、赤ちゃんの夜泣きが続いてしまう場合にはどうしたらいいのでしょうか?我が家で行った夜泣きの対策方法を記載していきます。
①赤ちゃんの着ている服や、布団の厚さなどを確認してみる
特に新生児は暑がりな傾向にあります。
そのため、少し薄めの布団にしたり、薄めの洋服にするなどして体温を調整してみるとよいでしょう。
室内の温度にも気を使ってあげて、赤ちゃんのいる部屋全体が眠りやすい環境になるようにすることが大切です。寝苦しい環境にならないように気を付けましょう。
②昼間の遊び時間を確認してみる
赤ちゃんと昼間に遊んであげるのはいいですが、遊びすぎると夜泣きの原因になる可能性が考えられます。
原因として、遊びすぎると常に脳が覚醒状態となり、睡眠が浅くなる傾向になるようです。遊ぶことで脳の発達をよくすることができますが、何事もやり過ぎはいけません。
そのため、昼間はほどほどに遊ぶようにし、夕方からは少しずつ遊びを控え、徐々に睡眠モードにしてあげましょう。
③普段と違う洋服や布団にしていないか見てみる
赤ちゃんはちょっとした変化にも敏感です。
もしかしたら、新しくした布団や洋服の肌触りが嫌な場合もあるので、普段使っていたものに戻してあげてみてください。
また、安心できる匂いがついているものを近くに置くことで、すんなり寝てくれることもあります。そのため、赤ちゃんの好きな匂いを調べてみるといいかもしれませんね。
④お昼寝の時間を変えない
昼間にたくさん寝てしまうと夜眠れないというのは赤ちゃんだけではありませんよね。私たち大人でもお昼寝の時間が長すぎると夜は寝つきが悪くなります。
人間である限り、赤ちゃんも仕組みは一緒です。
よくお昼寝をする赤ちゃんには、ママが授乳時間を少しずつずらしたり、入浴時間をずらしたりすることで睡眠時間を調整してあげてください。
赤ちゃんは自主的に睡眠をコントロールすることができないので、ママが調節してあげる必要があります。あまり寝てしまうようなら、ある程度寝たら起こしてあげるというのも一つの方法ですね。
まとめ
赤ちゃんは生後3か月頃になってくると、少しずつ自我が生まれ、生活スタイルも整ってきます。
しかし、だからこそちょっとした変化などが原因で夜泣きをしてしまうことがあるのです。
夜泣きはせっかくまとまった睡眠時間が取れるようになってきたママにはつらいものですよね。
でも赤ちゃんにも夜泣きをしてしまう理由があるのです。
夜泣きをしてしまうからといってつらく当たると余計に赤ちゃんも不安を感じ取ってひどくなることもあります。
もしも夜泣きが続くなら、まずは理由を考えてあげることが大切。
そして、夜泣きをしてしまったらしばらくは見守ってそれでも泣き続けてしまう場合は優しく抱っこをしてあげるなどして対応しましょう。