育児をしていると赤ちゃんの育て方で迷うことって、たくさんありますよね?その中でも母乳で育てるか、ミルクで育てるかは結構な悩みどころですよね。
産婦人科ではミルクを使用することなく育てる「完全母乳育児」を推奨しているようですが、なかなか母乳が出なかったり、痛みが出たりと大変です。ましてや、毎回母乳を与えるために抱っこしなければならないので、眠れる時間なんてほんのわずかしかありません。
完全母乳で赤ちゃんを育てることもいいですが、睡眠不足で悩んでいる人にとっては「完全ミルク育児」の方が、様々なメリットがあります。
睡眠不足な人にとって完全ミルク育児がおすすめな理由をこれからご紹介していきましょう。
◆目次◆
母乳育児も大切だけど、完全ミルク育児が必要なことも
赤ちゃんが生まれたら、絶対に母乳育児をしたいと考えているママは多いものです。
でも、母乳育児の場合ママだけしか授乳ができないため、寝不足の原因となってしまうことも。
さらに、母乳が出にくかったり、仕事や保育園への入園などの理由で完全ミルク育児にする必要が出てくることもあります。
完全ミルク育児にすることは、ママによっては罪悪感を感じる人も少なくありません。
完全ミルク育児は育児に疲れたママにおすすめ!
完全ミルク育児というと、栄養が不足してしまったり、愛情不足になってしまうなどと不安が多くなかなか踏み切れないママも多いものです。
しかし、完全ミルク育児にはたくさんのおすすめの理由があるんです。
①ミルク育児は時間の調整がしやすい
ミルク育児の最大のおすすめポイントは、何といっても時間の調整がしやすいということ。
母乳の場合、授乳をしている間はママはずっと赤ちゃんから離れることができませんよね。
もちろん母乳ですから他の人に授乳を変わることもできません。
しかし、ミルクなら誰でもあげることができるので、時には誰かに代わってもらい、夜中などはゆっくりと睡眠時間をとることもできます。
②授乳の間隔が長い
一般的にミルクよりも母乳の方が消化が良いといわれています。
消化にいいなら母乳の方がいいと感じますが、消化が良い分頻繁に授乳をしなくてはいけないというデメリットがあります。
ですが、ミルクなら母乳よりも腹持ちがいいので、授乳の間隔が長く、その間しっかりとママが休むことができます。
さらに、ミルクなら飲む量がはっきりとわかるので、授乳の間隔が安定してくるというのもおすすめの点です。
③卒乳がしやすい
赤ちゃんの育児の悩みの一つが卒乳です。
母乳で育児をしているママの中には、なかなか卒乳ができずに大きくなっても母乳をあげているなんて言う人も少なくありません。
卒乳ができないということは、それだけママの休める時間が少なくなり、眠れない時間が長くなってしまうということにもなります。
しかし、ミルクの場合は哺乳瓶であげるものですよね。
その為、卒乳の時には徐々に哺乳瓶に別の飲み物を入れて飲ませてあげることでスムーズに卒乳をすることができるのです。
完全ミルク育児は子供に悪影響を与えないの?
ママが完全ミルク育児に踏み切れない理由として、完全ミルクによる子供への影響を不安視しているママも多いのではないでしょうか?
例えば、ミルクよりも母乳の方が栄養価が高い、母乳は直接赤ちゃんにあげるものなので愛情が伝わりやすいなどなど。
しかし、今のミルクは栄養価もほとんど母乳と変わらないので成長には全く影響はありません。
それに、母乳をあげることだけが赤ちゃんに愛情を伝える方法ではありませんよね。
母乳ではないけれど、その分しっかりと抱っこをしてあげたり遊んであげたりすればいいことなのです。
完全ミルク育児による子供への影響に悩むよりも、母乳にこだわってママが寝不足になったり、産後うつになってしまう方がよっぽど赤ちゃんに悪影響を与えてしまいますよ。
まとめ
赤ちゃんの為にと完全母乳育児にこだわるママは多いものです。
しかし、母乳育児のせいで寝不足になってしまったり休む時間が取れなくなるなどして、体調を崩すママも少なくありません。
どうしても母乳育児が大変なら、完全ミルク育児に切り替えるというのも一つの方法ですよ。
完全ミルク育児に罪悪感を感じるママもいますが、ミルクでも子供に悪影響を与えることはありません。
一番大切なのは、赤ちゃんとママが一緒に笑顔でいることですからね。