育児をしていると初めてのことばかりで、不安を感じる事ってありますよね。
「なかなか寝てくれないけど、どこか痛いところでもあるのかな…」「おっぱいの量は足りているかな…」と言った心配事が多く、不安になる毎日。
そのせいで、精神的に疲れることはもちろんの事、些細なことでも不安感覚えることが頻繁にあるような育児では、あなたの身体に害を及ぼしてしまいます。
不安に押しつぶされないためにも、不安感の原因と解消法を知っておく必要がりますので、育児中に強い不安感に襲われる方は、参考にしてみてくださいね。
◆目次◆
初めての赤ちゃん、不安なのはあなただけじゃない
初めて赤ちゃんを出産すると、周りのママたちがとても幸せそうに見えますよね。それに比べて自分は育児が上手くいかず、「赤ちゃんを不幸にしてしまっているのではないか…」と不安に思うこともありますよね。
もしかしたら、自分は産後うつになってるのではないかと心配されている方も多いはず。しかし、実は出産後に産後うつになるママは全体の10~20%にも及ぶんです。
もちろん、産後うつにならないまでも不安になるママはもっといるということですので、産後に不安になってしまうのは決して特別なことではないのです。
産後の不安感が不安障害に!身体への影響はあるの?
産後の不安や産後うつをそのまま放っておくのはとても危険です。
場合によっては不安障害になってしまう可能性があります。
不安障害というのは、過剰な心配や恐怖を感じてしまう精神障害。
しかし、精神障害とはいいますが、体に及ぼす影響は決して無視することはできません。
例えば、動機や発汗、さらには頭痛や下痢などの症状がおこることもあるんです。
ただでさえなれない子育て、それなのに不安や体調不良に悩まされるのはとてもつらいものですね。
子育て中の不安感の原因って何?
では、幸せなはずの子育中の見えない不安感の原因は何なのでしょうか?
例えば、
① 生活リズムの変化
② なれない子育てによるストレス
③ 会話のできない赤ちゃんとの2人きりの育児
④ ホルモンバランスの変化
このようなことが考えられます。
不安感を抑える解消法とは?
では、不安感を解消するにはどうしたらいいのでしょうか?不安を解消する方法をいくつか見てみましょう。
①時には子供を預けて一人の時間を持つ
子供が生まれると、生活習慣がガラッと変わりますよね。
今まで自分の時間をしっかりとれたのが、赤ちゃん中心で自分の時間がほとんどとれなくなってしまいます。
すると、したいことができないことでこれから先もこの生活が続くのかと不安になってしまうのです。
時には子供を旦那さんや実家、または自治体などにお願いして自由な時間を持ちましょう。
②先輩ママに相談をする
誰もが最初は子育て一年生。
何もかもが初めてで、しかも小さな命を預かっているので不安になることは多いもの。
そんな不安な状況の時こそ、先輩ママなどに相談してみましょう。
同じくらいの子がいて上の子がいるママや子供がいる友人、もちろん自分のお母さんに相談するのもいいですね。
直接会えなくても電話などで話をするだけでも随分不安は解消されるものです。
③外に出てみる
子供が1か月になる前は子供を外に出すのはよくないといいますが、それ以降は気温や天気を見ながら少しずつ外に出すことがおすすめです。
これは、赤ちゃんの体にもいいですし、何よりもママが外に出ることで周りの人と話をしたりすることで暗くなった気分を改善できます。
赤ちゃん以外の人と話すことで、気持ちもすっきりできますよ。
④ホルモンバランスを整える
女性は妊娠・出産をすることでホルモンバランスが著しく変化します。
そのことで、気持ちも不安定になりがちになってしまうものです。
これはあくまで一時的なもので、次第に改善していくものですが、その間もつらいものです。
そんな時には、大豆などホルモンの素となる食材を取ると、ホルモンバランスを整える効果が期待できますので積極的に摂取するようにしましょう。
まとめ
赤ちゃんが生まれた直後は幸せいっぱいですが、気が付くと不安な気持ちに押しつぶされそうになることもあります。
実はこれ、出産を経験している多くのママが経験しているものなのです。
出産後の不安の原因は人それぞれ。
しかも、様々な原因が重なっていることもあるんです。
不安をそのままにしておくと、不安障害に陥ってしまう可能性があるので甘く見てはいけません。
もしも不安を感じたら、何が不安なのかを考えてみるといいでしょう。
そして、その原因を一つ一つ解消していくことが大切です。
せっかくの幸せな出産・子育ての時間ですから赤ちゃんと少しでも楽しく過ごせるといいですね。